実験参加のおねがい
研究型大学である名古屋大学では多くの研究が行われています。三輪ラボも例外ではなく、ヒトの頭の中の言語活動を理解するために、心理言語学実験を行っています。実験を行うことで 「私たちは英単語をどのように認知されているのか」や「私たちはなぜ複雑な漢字を簡単に読むことができるのか」といった疑問への回答を私たちなりに見つけてきました。このような実験研究を続けていくためには参加者のみなさんのお力が不可欠です。下の「現在進行中の実験」にリストされている実験に参加して私たちを助けてください。今回実験に参加できない方も、こちらの「実験参加者リストへの登録」フォームからご登録いただければ、次回以降の実験への招待メールをお送りします(実験参加者リストに登録しても、参加の義務はありません)。
実験に参加するメリット
実験に参加していただいた方には謝礼をお支払いしていますが、それに加えて、実験に参加することで、みなさんは講義外の名古屋大学の様子を知ることができ、長期的には認知科学の発展に貢献することになります。参加者のみなさんの貢献を無駄にしないために、研究成果は国際学術雑誌に発表して世界的な貢献をすることを常に目指しています。過去、以下のような実験心理学、心理言語学、言語学分野で著名な国際学術雑誌にて研究成果を発表してきました。
- Bilingualism: Language and Cognition (Cambridge University Press) 出版例
- Journal of Memory and Language (Elsevier) 出版例
- Frontiers in Psychology (Frontiers Media) 出版例
- Quarterly Journal of Experimental Psychology (SAGE Publications) 出版例
- Language and Cognitive Processes (Taylor & Francis) 出版例
- Language, Cognition, and Neuroscience (Taylor & Francis) 出版例
- Language learning (Wiley) 出版例
- Reading and Writing: An Interdisciplinary Journal (Springer) 出版例
- International Journal of Bilingualism (SAGE Publications) 出版例
- Metaphor and Symbol (Taylor & Francis) 出版例
- Cognitive Linguistics (de Gruyter)
- The Mental Lexicon (John Benjamins) 出版例
現在進行中の実験 (2024年9月7日現在)
- 英語フレーズ認知実験:フレーズはいつも自分の心が決める!
- 実験責任者
脇田久美 - 実験内容
(1) フレーズ性判断実験、(2) フレーズの意味判断実験、(3) 語彙判断実験、(4) 言語習得と能力に関するアンケート - 参加者
以下の条件全てを満たす方 (1) 年齢が18歳〜39歳の方、(2) 日本語を5歳までに第一言語として習得された方、(3) 英語を第二言語として、6歳以降(小学校入学以降)に学習された方 - 場所
文系総合館 711号室(ファミリーマート裏の建物) - 所要時間
70分〜90分で終了します。 - 謝礼
アマゾンギフトカード 1500円分 - 参加方法
以下のページからご参加いただける日時を選んでいただければ予約完了です。
https://doodle.com/meeting/participate/id/dwRGN48b
- 実験責任者
最近終了した実験 (2024年9月7日現在)
- 漢字認知実験「漢字と戯れるひととき」