その他諸々

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心理検査を通して観る "私”(の一部)

ウェクスラー成人知能検査 (WAIS-III) によると、動作性IQ が 言語性IQ より有意に高いというアンバランスな結果が見られました。さらに下位検査では「知覚統合 > 言語理解、処理速度、作動記憶」という結果から、視覚的な長期記憶や視空間能力の並列処理に恵まれているようです。(検査日:08/19/2019; 08/26/2019)

Conners’ Adult ADHD Rating Scales (CAARS) によると、総合的な注意欠如・多動性障害(ADHD)の症状は臨床的に有意ではないものの、スコアは平均以上です。(検査日:08/26/2019)

自閉症スペクトラム指数(AQ)によると、自閉症スペクトラム傾向は臨床的に有意ではありませんが、スコアは平均以上です。(検査日:08/26/2019)

マイヤーズ・ブリッグス・タイプ・インディケーター® (MBTI) によると、私の性格は INFP です(興味関心の方向 = Introversion 内向的、ものの見方 = Intuition 直感的、判断の仕方 = Feeling 感情的、外界との接し方 = Perceiving 知覚的態度)。私の自己評価も同様です。基本的に一人で過ごす時間を大切にしており、一人でいることが多いです。人と接すること自体は嫌いではありませんが(一対一の場合、むしろ好きな方かもしれませんが)、同調や集団思考があふれ常識で縛られる大人数での集まりは好きではありませんので人の集まる場所は控えています。基本的に人付き合いは私のエネルギーを消耗しますので、一日に可能な量が限られます。ご理解ください。




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私の人生を説明しうる予測変数

人生は多くの変数とそれらの交互作用で形作られる複雑な現象です。私の人生における満足度(応答変数)がどのようなアクティビティー(予測変数)によって向上させられるのか、未だ考慮されていない変数は何なのか、現在も分析継続中です。以下は、現時点で有意だと思われる変数です。これらのアクティビティーから得られる知見に基づいて、パーソナルミッションステートメントを定期的に更新しています。



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実験

子供の頃は、天体望遠鏡で宇宙の月や星を観察することを楽しんでいました。現在は、”心理言語” 望遠鏡で頭の中に広がる宇宙を観察しています。

人生は追実験できない一回きりの実験なのである。どのように取り組んでも、常にベターでおもしろい別のアプローチが存在しているのである。現状ベストを尽くし、ちょっとだけ成功すれば成功なのである。







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読書

書くことと異なり、読むことは通常(特に現代の資本主義社会では)金銭価値を与えられていません。それが故に、読書は価値のあるものだと考え、専門分野外の書籍、小説、漫画を積極的に楽しんでいます。 特に、生と死の要素が含まれる作品を好んで読んでいます。読書はそれなりに時間がかかるものですが、著者がその作品の作成に費やしたであろう膨大な時間を考慮すれば、本は他人の経験を効率的に味わうことのできるツールです。

人生は小説なのである。どちらも1ページずつしか進めないのである。そして、最後は想定外の展開が見えてくるのである。想定内なことは主人公が最後に死ぬことだけなのである。





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コーヒー

私の体の60%はコーヒーで構成されており、私の仕事の量と質は、摂取するコーヒーの量と質と高い相関関係にあります。 しかし、そのメカニズムは未だ定かではありません。南で生産され北で消費されるコーヒーの苦味には、この世界の不平等さ・貧困への注意を向けさせられます。

人生はコーヒーなのである。どちらも苦いが、自分の好みでいくらでもスイートにできるのである。







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自転車

2013年に日本で ESCAPE R3(GIANT)に出会って以来、自転車の可能性に魅了されています。2015年〜2017年はドイツの地で SECTEUR ELITE(SPECIALIZED)と、2017年からは日本で SPERARE 105(MASI)と冒険を楽しんでいます。週末に、より遠くへ、より遠くへと自分のリミット(2016年3月現在 134 km/day)を広げて旅をすることで、世界が小さくなることを体感できます。また、サイクリングは素晴らしい有酸素運動であると同時に、21世紀の今忘れられがちな「今この瞬間」に注目して、自然を見る、聞く、感じる機会を与えてくれます。

人生はサイクリングなのである。競争ではないのである。時々休みながら自分のペースで進むだけなのである。





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献血

カナダでの大学院生時代に献血デビューしました。献血は自分の持っているものを、何の見返りも期待せず、ただ提供することができる貴重な場でもあります。この行為は scarcity mentality(欠乏マインド)の減少と abundance mentality(豊かさマインド)の増加に繋がります。また、さまざまな経験をすることが尊ばれる印象のある今日において、献血は一つのことをやり続けることの価値を再考する機会を与えてくれます。現在、日本赤十字社「複数回献血クラブ」会員で、得意分野は血漿成分献血ですが、全血献血も血小板成分献血にも参加しています。150回の献血を目指しています。

人生は献血なのである。減っても減っても無くならないものがあるのである。




Bike


フィジカル・トレーニング

自分のフィジカル・コンディションを気にかけています。それはつまりメンタル・コンディションを整えることにつながるからです。フィジカル・トレーニングを続けることで自信と心の健康を手に入れることができます。また、アカデミアの仕事では自分のつぎ込んだインプットとその成果であるアウトプットが完全に一致することはそう多くはありませんが(少なくとも私にとっては)フィジカル・トレーニングに関してはシンプルなストーリーが待っています:仕事をすればするほど、体が成長する。

人生はフィジカル・トレー二ングなのである。疲労と満足感は両方同時に体験できるものなのである。






卓球

人生の約20年を卓球と共に過ごしました。 卓球は心理言語学や人生のその他諸々と通じるものがあり、人生哲学を考える機会を与えられました。物理法則と卓球のルールの制約のもと、何ができるのかと思索することは非常に楽しいプロセスです。残りの人生における 「競争」の要素をできる限り排除する為、現在は競技に参加していません。

  • カナダ・アルバータ州選抜チームメンバー, 2002年, 2005年
  • カナダ・アルバータ州ジュニア選抜チーム副監督(ウエスタン・カナダ・サマーゲームズ, 2003年)
  • カナダ・アルバータ州卓球協会役員, 2003 - 2005年
  • カナダ・NCCPコーチング免許(卓球), 2004年6月11日
  • 中部日本選手権愛知県代表(ジュニアの部)  etc. etc.

Kojiコーチの虎の巻: Coach Koji's Contemporary Competitive Concept.pdf(英語)

人生は卓球なのである。他人に勝つために競争するのではなく、自分の能力を高めるために競争するのである。



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いけばな

2021年からストレスの多い人生に対抗するために花を飾ることにしました。当初は一本挿しばかり楽しんでいましたが、複数本の花をきれいに入れるために、週に一度、いけばな小原流の教室でのお稽古に参加しています。いけばなでは非対称性が重要でありながらも、花の位置や量に関してバランスが求められ、人生においてのバランスを再考する機会になっています。

人生はいけばななのである。時には少ない方がいいのである。









観葉植物


植物栽培

生きていながら、美しく、繊細で、ユニークで、いつも中立的な花や観葉植物に惹かれます。水と土と日光で毎日成長する観葉植物を見ていると不思議と癒されます。ただ、もっと成長して欲しいからと水をあげすぎると弱ってしまうため、干渉と放任のバランスが大切です。

人生は観葉植物の育成と同じなのである。好きだからといって干渉しすぎてはいけないのである。






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りんご

りんごは1日1個で医者いらずと言われますが、まさにその通り!りんごは言語と同様、遺伝的関係が見られ、同じ系統に属するりんごには同様の性質が認められる点にも興味惹かれます。特に好きな品種は Ambrosia (アンブロシア)、Fuji (ふじ) 、Gala (ガラ) です。

人生はりんごなのである。毎日、丸ごとガブリと楽しむのである。








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ビデオゲーム

なぜか伝統あるボードゲームと比較して、子供の遊びだと見なされている印象のあるビデオゲームですが、ビデオゲームは私の精神的健康にポジティブに貢献してきました。ゲームから学ぶことは非常に多いと考えています。三次元の世界から一時的に逃避したくてプレーしているゲームの世界が二次元から次元に発展しているというのも興味深い現象です。使用経験のあるゲーム機は、ファミコン → スーパーファミコン → Game Boy Advance → DS → 3DS → Super Nintendo Entertainment System → Wii U と、任天堂さん一筋です。これまで、特に楽しんだゲーム(学ぶ要素のあるゲーム)は以下です。

  • 『ドラゴンクエスト』シリーズ
  • 『Passage』
  • 『MOTHER』&『MOTHER2』
  • 『逆転裁判』シリーズ
  • 『ファイナルファンタジー』シリーズ
  • 『マリオカート』シリーズ
  • 『ロックマン』シリーズ
  • 『スーパーマリオブラザーズ』シリーズ
  • 『ストリートファイター』シリーズ

人生はビデオゲームなのである。私たちがゲームをしながら現在生きている世界それ自体も元々誰か(何か)が作ったゲームかもしれないのである。




将棋のお勉強 05162022


将棋

複合語や顔の認識プロセス同様、将棋は全体を見渡す包括的プロセスと、部分に注目する分析的プロセスの両方を要求されます。また攻めと守りの絶妙なバランスが要求されます。2022年4月から日本将棋連盟公認アプリ「将棋ウォーズ」に参戦しています。

人生は将棋なのである。長期的に手に入れたいものがあれば、勇気をもって短期的に犠牲をはらわなければいけないこともあるのである。






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瞑想

学者として、また人間として、常に「we see the world, not as it is, but as we are – or, as we are conditioned to see it(私たちは世界をありのまま見ているのではなく、私たちの視点で、私たちが条件付けられたように見ているのである)」 (Covey, 2004, The 7 habits of highly effective people, p. 28) という忘れられがちな事実を意識するように心がけています。私たちの主観的な経験によって形成される世界と主観的思考から離れるため、定期的に 15分ほどの休暇をとり、頭を再起動しています。言い換えれば、何も考えずに自分の頭の中の世界をただ観察するということを行います。これは宗教的な儀式ではなく、心の平和へ向けての心理的訓練です。(Gunaratana, 2011, Mindfulness in plain English; Suzuki, 1987, Zen mind, beginner’s mind 参照のこと).

人生は瞑想なのである。どちらも私とは何かという目的地へ向かう長く心地よい旅なのである。そこを目指すことに何らかの意味があるのである。





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クッキング

人生の多くの挑戦と同様、クッキングにおいても最初の挑戦は大抵失敗に終わります (私の場合は)。しかし、試行錯誤を重ねながら、完成を目指すことは楽しいプロセスです。「楽しいお菓子づくり」(今田, 1993) のレシピに沿えば、結果はほぼ約束されます。

人生はクッキングである。いくら不恰好で他人に笑われても、自分で作ったものは美味しいのである。







「人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きに生きなければならない」(ソーレン・キルケゴール)


CanadianRocky1



 Last updated 03/05/2024                              © Koji Miwa 2015-2023 All Rights Reserved